満行寺

八幡山彌陀院(はちまんざんみだいん)満行寺は、真言宗智山派の寺院であり、創建年代等は不詳ながら、かつては十二天村にあり、八幡社だけでなく三十余りの社、三百の坊社など七堂伽藍を備えて著名だったといいます。いつのころか今の地へ移転、周辺を野寺村と称するようになったようです。

「武蔵野の野寺の鐘の聲聞けば遠近人ぞ道いそぐらん」(在原業平/825-880)
「音に聞野寺を問えば跡ふりて こたふる鐘もなき夕哉」(道興准后/1430-1527)

これは、古くから文人墨客に親しまれてきた、満行寺(野寺)の鐘の歌です。 古より、[野寺の鐘]の寺として親しまれています。

満行寺の山門

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