【ボランティアガイドブログ】小学生との交歓ガイド

 毎年市内の小学校の依頼で、平林寺のガイドを受け持っている。
 今回は池田小学校4年生約70名。朝9時半平林寺総門に、元気いっぱいの子供たちがにぎやかに現れた。自己紹介から始まったが、歳の差50の交歓授業は和気あいあいと動き出す。大人同士のガイドとは異なり、気の抜けない時間だった。
 授業の一環であり課題をもって来ているだけに、なかなか難しい質問があり説明に四苦八苦する瞬間もあった。何気なく使っている言葉が通じない。「信綱公が養子に入った」と言うと「養子ってなんですか?」。「雑木林ってどれですか?」「修行僧?お金はかかるのですか?」「信綱公の子供は何人ですか?」「なんで別々のお墓に入っているのですか?」平林寺の紅葉などについては一切なく、丁々発止のやり取りに終始し、小学校の先生の苦労が理解できる素晴らしい時間だった。
 普段、孫と接する時とは全く違い、息の吐けないやりとりで14名のガイドはぐったり。事後の反省会は長々と続き、改めて知識の上乗せを心に誓う有益な時間となった。

 ボランティアガイドの様子

 

新座市観光ボランティアガイド協会 吉田紀生