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 カブトムシのナイトツアー


 「市内の雑木林にはたくさんのカブトムシがいるんだって?」
  「いたよ、いたよ」
 
身を乗り出して見入る子どもたちから生き生きした声が、本多の雑木林に響きます。
 この歓声の訳は、次世代を担う子どもたちにカブトムシや自然との触れ合いをテーマにボランティアガイドが案内する体験型(エコツーリズム)のナイトツアーが開催されたからです。 7月19日(土)の夕暮れ時の様子です。
 このツアーの目的は、観光都市にいざづくりアクションプランの一環として、総合運動公園の雑木林で進めてきたカブトムシの里づくり事業を広く皆さんに知っていただき、新座市内の雑木林の存在意義を認識してもらうためのイベントです。


 7月7日から開始した募集受付は、早々に50組の定員が一杯となり、その後も百件以上の電話があったそうです。  
 事業準備として、主催である新座市を中心に、新座市観光都市づくり推進市民会議や新座市観光都市づくりサポーター、新座市グリーンサポーターの協力により、去年から雑木林の落ち葉の収集や堆肥枡の設置を行ってきました。 さらには、6月から参加者へ配布するカブトムシの捕獲の準備をはじめ、雄雌それぞれ100匹以上のカブトムシを捕獲しました。また当日の参加者の誘導や安全確保、説明には、十文字学園女子大学歩魂同好会も加わって運営を行いました。


 午後6時、市民総合体育館で開催しました。カブトムシ飼育講座やDVD鑑賞会では、とくにカブトムシの目線で世界をみるなどの映像説明があり、カブトムシが飛び立つシーンに歓声があがっていました。


 午後7時、夏の暑さが薄らぎ、すこし涼しさを感じられ薄暗くなりはじめた時間帯に、2班に分かれてのナイトツアーがいよいよ出発しました。
 園路途中では、5個所で雑木林やカブトムシについて、いろいろな視点での説明を聞くことで、、カブトムシの魅力が伝わり、子どもたちのカブトムシへの関心をさらに深めました。


 私が残念に思ったのは、幻想的空間構成が組めそうなのに、たくさんああった竹灯篭が結果的にはまばらで園路表示としては弱かったのではないか。また、木々の樹液があがらず、自然に吸い付く状況が少なかったところです。
 いたるところにカブトムシが飛び交う雑木林を、いかにして呼び戻せるかが、これからの大きな大切な課題と思われました。


 ツアーから戻り成虫の配布がはじまると、できるだけ大きく元気そうなものを選るために、子どもたちの瞳が輝いていました。
 スタッフの思いは、新座で生れ、新座で育って行く子どもたちが、元気に飛び交うカブトムシのように、ふるさと新座に愛着を持ち、強く大きく成長していってくれることを願っています。
 「観光都市にいざ」の夏のイベントとして、大きく発展するよう、一スタッフとしても努力していきたいと思います。
 帰りにがけ、静けさを取り戻した本多の総合運動公園の雑木林からカブトムシが飛んできました。
 「また来年 多くの子どもたちを連れてきて!僕たちの姿を観て下さい。」と自慢げな声が聞こえてきそうでした。

竹灯篭にあかりを灯す前



竹灯篭にあかりを灯した。
火気厳禁の園内のためLEDライトを使用した。

ガイドに従ってナイトツアーの開始です。


ツアー終了後、子どもたちにカブトムシを配布し、里親になってもらいました。



[問合せ 観光都市づくり推進室 代表電話048-477-1111 内線1091]